隠岐ジオパークの特徴
隠岐では、あちこちで祭りに出会える。何世紀もの時を超え、世代から世代へと伝えられてきた厳かな祭礼も。人との出会いが生まれる、新しい催しも。祭りを愛する隠岐の人々は、熱気と笑顔と感謝にあふれるハレの日を、自らの手で守り、つなぎ、創り出す。
4島共通
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4島共通
隠岐神楽
社家と呼ばれる専業の家系によって受け継がれてきた神楽。石見神楽とは異なる素朴で古風な神楽で、隠岐島前神楽・島後神楽の2系統があります。島前は速く賑やかな囃子で舞われ、島後神楽は周吉神楽と隠地神楽に分けられ、悠長な囃子が特徴。
島後 | 隠岐の島町
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島後 | 隠岐の島町
玉若酢命神社
御霊会風流
武良祭風流、水若酢神社の祭礼風流に並ぶ島後の三大祭りの一つで、県指定無形民俗文化財。島内八地区の神馬を境内に走り入れる勇壮な「馬入れ神事」が行われます。神馬が引き手とともに随神門前から社頭へ駆け抜ける様は圧巻。
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島後 | 隠岐の島町
牛突き
約800年前、隠岐に配流となった後鳥羽上皇を慰めようと島人が始めたのが起源とされる伝統文化。 日本最古の闘牛といわれています。年に数回大会があり、島後の隠岐国分寺外苑にある全天候型ドームでは「観光牛突き」を年間を通じて開催。
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島後 | 隠岐の島町
古典相撲
元々は神への奉納相撲「宮相撲」として行われていた相撲で、古典相撲という呼び名は新しいもの。隠岐では神社の遷宮や地域の記念事業、大型公共事業の竣工などの際に古典相撲大会を開催。取り組みは夕方から夜を徹しての300番近く行われます。
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島後 | 隠岐の島町
しげさ踊り
パレード
隠岐には北前船によって日本各地から民謡がもたらされました。民謡「しげさ節」は、江戸時代に新潟県からやってきたもの。歌に合わせて小皿を打ち鳴らしながら踊る「しげさ踊り」は今も島人に愛され、毎年5月には賑やかなパレードが行われます。
島前 | 西ノ島町(西ノ島)
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島前 | 西ノ島町(西ノ島)
シャーラ船
送り
西ノ島町の美田、浦郷地区で受け継がれる送り盆行事の一つ。毎年8月16日の早朝に行われます。竹や麦わらなどで「シャーラ船」と呼ばれる大きな船を作り、色紙で作られたたくさんの盆旗を帆に結び、盆唄とご詠歌で海へ送ります。
島前 | 海士町(中ノ島)
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島前 | 海士町(中ノ島)
キンニャモニャ
祭り
海士町に伝わり、祝いの席などで歌われる民謡「キンニャモニャ」。毎年8月第4土曜日にはキンニャモニャを踊る祭りを開催。しゃもじを手にした華やかな踊り子による1000人規模のパレードには県内外から参加があり、水中花火も実施されます。
島前 | 知夫村(知夫里島)
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島前 | 知夫村(知夫里島)
皆一踊り
知夫村にある古社「天佐志比古命(あまさしひこのみこと)神社」(一宮神社)で行われる伝統的な祭り。鎌倉時代に雨乞いや豊作祈願のため始まったとされます。舞い手はどう打ちが鳴らすどうの音に合わせ、謡いながら扇子1本を持って舞います。
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